(株)ホリウチコーポレーション 自己破産申請へ
不動産売買
株式会社ホリウチコーポレーション
事業停止、自己破産申請へ
負債38億2600万円
(株)ホリウチコーポレーション(資本金4億1800万円、渋谷区千駄ケ谷4-20-3、代表豊福光義氏ほか1名、従業員数21名)は、2月2日に事業を停止、事後処理を深澤信夫弁護士(港区西新橋1-17-6、電話03-3508-0081)に一任した。現在、自己破産申請の準備中。
当社は、1979年(昭和54年)8月に設立された不動産売買業者。不動産デベロッパーを主要顧客としてマンション用地の仕入れ、企画開発、売買を手がける一方、一般顧客向けにマンション分譲も展開、2006年3月期には年売上高約187億3200万円を計上していた。
しかし、不動産市況の急速な冷え込みで2008年3月期の年売上高は約96億300万円に落ち込み、厳しい資金繰りを余儀なくされていた。大半の金融機関が慎重姿勢に転じるなか、一部の取引金融機関は約定弁済の延期に応じ、この間、不動産売却による金融債務圧縮を進めていた。
だが、景況感が悪化するなかで、売買契約にキャンセルが発生するなど入金が計画通り進まず、資金繰りは一段と悪化。取引金融機関との再度の交渉も不調に終わり、今年2月2日の決済のメドが立たなかったため、今回の措置となった。
負債は2008年3月期末で約38億2600万円。
(TDB参照)
↑ ↑ ↑ クリックお願いします
関連記事